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誤解だらけの「栄養と栄養素」 普段、わたしたちは栄養と栄養素をごちゃ混ぜにして使っています。 例えば、「これは栄養がありそうだ。」などという表現をします。 ところが、その場合の栄養とは実は「栄養素」のことを指します。 「栄養」の定義は「人間健康科学入門」(新山社出版、1995)によると「栄養素を摂取し、エネルギーの獲得、新陳代謝を営み、老廃物を排出するなどのいっさいの生命過程を栄養と定義する。」とあります。 わかりやすく言いますと、栄養とは、食べ物が細かく砕かれ・分解されて吸収され、体のすみずみに運ばれ、不要なものを排泄するまでの一連の過程、ということです。 例えば、食物繊維は最近では立派な「栄養素」ですが、体内に吸収されるたりするわけではないので「食物繊維」=「栄養」という表現は適切ではありません。
薬とビタミンなどの栄養素では働きが全く異なります。 薬は、飲むと症状が良くなると喜びますが、実際は、表面上症状を抑えているにすぎず、根本的な解決にはなっていません。 最終的に「治る」というのは自分の力であり、その力を高める働きをするのが栄養素です。
人の体には本来、「内なる治癒力」が備わっています。 例えば、かすり傷を負って血が出たとしても、いつの間にか血は止まって傷口がふさがり修復されてしまいます。その傷から多少の雑菌が入っても、いつの間にか体内で殺菌されてしまいます。 これは「治そうとする力」=「内なる治癒力」が働いているからです。 殺菌や傷口を修復する力が体内に備わっているからなのです。
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